<台形の面積を求める公式は意味不明です>
台形の面積 その1
台形の面積を求める公式は(上底+下底)✕ 高さ÷2です。
でもなんかしっくり来ません。
上底と下底を足して、高さをかけて、2で割る? 意味不明と思いませんか。
それでは公式の意味を考えていきます。まず台形を用意します。
台形を二つの三角形にします。
三角形②を切り離します。
三角形②を180度回転させます。
三角形①と②の頂点を合わせます。
三角形は、高さが同じであれば変形させても面積は変わらないので、②の面積は変わりません。
よって台形の面積の公式「(上底+下底)✕ 高さ÷2」は、三角形の公式「底辺✕高さ÷2」と同じになります。
台形の面積 その2
まず台形を用意します。
台形をコピーして二つにします。
片方の台形を180度回転させます。
二つの台形をくっつけます。
平行四辺形になるので面積は、(上底+下底)✕ 高さです。
台形二つ分なので「÷2」を追加します。
よって台形の面積を求める公式「(上底+下底)✕ 高さ÷2」になります。
さいごに
台形の面積を求める公式「(上底+下底)✕ 高さ÷2」にずっと違和感がありました。
でも、今回スッキリしました。意外とシンプルな内容でした。
今まで違和感のあった方はいらっしゃいますか?スッキリしましたか?
-
【まとめ】その他の記事★頭の体操からドローンまで
長針が時速4kmの時計って、考えたことがありますか?大きさはどのくらいでしょうか。