<入力はキーボードを見ずに、かつ両手の指10本を使ってください。>
目次
タッチ・タイピング
みなさん、パソコンを使う時キーボードを見ながら入力していませんか?または指2本で打っていませんか?キーボードを見て打っていいると、画面を見たときに全然違っていることがありませんか。変な入力方法で覚えてしまうと、後から正しい方法に切り替えるのは大変です。
入力方法は「ローマ字入力」と「カナ入力」がありますが、必ず「ローマ字入力」を選びましょう。「カナ入力」のほうが入力文字数が少なくて良いように思いますが後で公開します。
入力はキーボードを見ずに、かつ両手の指10本を使いましょう。キーボードを見ないで入力することを、タッチ・タイピング、またはブラインド・タッチといいます。2本指を使っている方も、パソコン初心者の方も今日からタッチ・タイピングが出来るように練習していきましょう。
一週間でマスター出来ます
一週間でタッチ・タイピングが出来るようになります。私はこの方法でマスターしました。それでは最初に、キーボードの配列を覚えましょう。
10本の指には担当が決まっています。「F」と「J」のキーに印(ボッチ)がどのキーボードにも付いています。「F」のキーには左人差し指を、「J」のキーには右人差し指を置きましょう。
横の「A」から「F」まで左の小指から人差し指を、「J」から「;」まで右の人差し指から小指を置きましょう。これをホームポジションといいます。
縦の「1」から「Z」までの列が左小指の担当です。「2」から「X」までが左薬指の担当です。他の指も図を見て確認しましょう。ホームポジションに指をおいてください。
左手の担当
- 小指:「A」の列
- 薬指:「S」の列
- 中指:「D」の列
- 人差し指:「F」と「G」の列
右手の担当
- 人差し指:「H」と「J」の列
- 中指:「K」の列
- 薬指:「L」の列
- 小指:「;」の列
1日目、2日目は「見て入力」
ホームポジションに指をおいてください。「A」から「Z」、「1」から「0」まで順番に、キーボードを見て入力してください。「Enter」と「Back space」キーは右小指で押します。
キーボードの配列を覚えるのが目的です。指の担当は必ず守ってください。指がつりそうですが頑張ってください。「見て入力」は二日間で出来るようにしてください。
3日目、4日目は「見ないで入力」
「メモ帳」を起動してください。ホームポジションに指をおいてください。「A」から「Z」、「1」から「0」まで順番に、見ないで入力してください。「Enter」と「Back space」キーは右小指で押します。
キーボードを見ないで入力するのが目的です。指の担当は必ず守ってください。どの指の担当か悩んで指がピクピクしますが、見ないで頑張ってください。「見ないで入力」も二日間で出来るようにしてください。
5日目、6日目は身近な文章を入力
「見ないで入力」は出来るようになりましたか?「メモ帳」を起動してください。ゆっくりでいので、身近な単語や文章などを入力してみましょ。でも決してキーボードは見てはいけません。
名前の入力(自分、家族、友人、芸能人など)、自分や会社の住所の入力、チラシや雑誌の文章をそのまま入力していきます。とにかく身近にあるものを入力していきましょう。遅くてもいいです。マイペースで入力してください。これも二日間頑張ってください。
7日目は苦手キーの克服
6日間経ちましたがタッチ・タイピングは出来るようになりましたか?
残りの1日は苦手なところを練習しましょう。個人的には「M」と「N」、「P」と「Q」が苦手です。「P」って難しくないですか。
今はまだ入力は遅いと思いますが、手元を見ないこと、指の担当を守ることを続けていけば、だんだん早くなってきます。
タッチ・タイピング・サイト
ある程度タッチ・タイピングが出来てきたら、タイピングの練習サイトがあるのでそこで練習しましょう。タイピングの練習サイトは数多くありますが、楽しいサイトを選びましょう。
実際にやってみましたが時間の長いのは苦手です。つまらない文章を延々と入力するのはかなり辛いです。
こちらはおすすめのサイトです。よかったら試してみてください。
- 県名当てタイピング
白紙の日本地図上に都道府県が指示されるので、都道府県名を入力します。私は恥ずかしながら、全都道府県の場所がわかりませんでした。分からない場合でも、ヒントを出すことが出来るので、止まらず前に進むことが出来ます。最後に日本地図も表示されて復習にもなります。 - インターネットでタイピング練習 イータイピング
メニューの種類が多いです。ドラゴンボールとかあって楽しいです。時間が短いのが良いです。 - タイピング練習の「マイタイピング」
メニューの種類が多いです。メニューにアイドルがあったでアイドル名で遊んでみました。グループの最新メンバーに加え、卒業メンバーも出てきて懐かしく遊べました。
優雅な指さばき
コンピュータ・システム会社にいた頃、先輩にキーボード入力がとても早い女性SEがいました。優雅な指さばきで次々とドキュメントを入力していきます。入力音も静かで、早く見えないのに早かったです。
他の男性SEも挑戦しましたが、スピードと正確さはかないませんでした。男性はキーボードを打つ音だけがガチャガチャとやかましく、力任せという感じでした。
皆さんも華麗な指さばきを目指してください。キーボードを見ないで10本の指で入力するタッチ・タイピングが出来るようになります。一週間頑張ってください!